エルドレットはオリエンタルトランペット(OT)品種の黄色やオレンジ、アプリコット色の中でも花もちが良かったユリの花です。
香りもそれほどきつくないほど良い爽やかな香りです。エルドレットは黄色やオレンジの中間色でアプリコットな色あい。
エルドレット | 英名:Eldoret |
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品種:オリエンタルトランペット | OT |
管理温度 | 約5℃~10℃ |
花色:アプリコットオレンジ 中央ほど濃いめ花先へ向かうほど黄色 |
花もち:★ ★ ★ ★ ★ |
花形:丸みを帯びたトランペット咲き ドット柄:有り ヒゲ:少し有り |
反りかえり:あり、巻くように ウェイブ:ソフト |
香り:清涼感のある香りだが後半バニラ系へと移りゆく | |
葉の形:やや幅広でカノコユリ系の葉 | |
エルドレット備考:OT品種の黄色系にしては花の寿命が長めでした。OH品種並み | 黄色やオレンジ系には早咲きが多いがこのエルドレットは咲きはじめてからが長く楽しめます。 |
20220105現在、20日目でまだ綺麗に咲いています。
エルドレットEldoretオリエンタルユリイエロー
エルドレットEldoret | ユリ農家 : 山崎農園 |
エルドレット輪数 | 6輪,6輪 |
エルドレット花直径 | 大型26cm~26cm反りかえり有り |
エルドレット蕾 | 頂花蕾:8cm 一番花蕾:約15cm |
エルドレット香り継続 | 花が開き約10日は楽しめます。 |
エルドレット花の退色 | ・ほぼ無し・若干頂花が薄め |
エルドレット Eldoret 一日目のつぼみ
オリエンタルトランペット品種 Eldoret エルドレットが届き水あげ後に撮影した状態です。ほんのりとつぼみが色づき始めています。葉も茎もしっかりとした良い状態です。
ゆりエルドレットのスタイルです。茎の堅さもしっかりしています。葉の状態もシャッキリとした色濃い葉です。
エルドレット Eldoret 5日目の花束
エルドレットの蕾がクリーム色から徐々に濃くなり一番花が開いてきた状態です。咲き方がまた魅力のひとつでもあります。
エルドレットの花が開く前のふくらんだ状態です。クリーム色がかなり濃くでてきました。
開き初めも絶妙に美しい…ここからなんですよね~だんだんクリーム色から色濃くなり花弁が開くとアプリコットが強くでてきます。エルドレットの楽しみの一つです。
花弁の内側が色濃くアプリコット色です。花弁が開き葯に花粉がつき始めています。撮影後に花粉を取りました。
エルドレットの花弁は軽めウェイブですがこの後の反りかえりが徐々に強く巻くような花弁スタイルになっていきます。
エルドレットはトランペット咲きですがこのくらいの咲き加減が一番美しいかなウェイブも柔らかに波うっています。このあと反りかえりが強くでてきます。
このくらい開いた状態から清涼感のある良い香りが程よく香り始めます。
エルドレットEldoret10日目の花束
四番花まで開花し始めたエルドレット10日目の花束です。このころになるととても香り良く漂います。色の状態もアプリコット色が強くでてきます。一番花の巻きが強くなってます。トランペット咲きの美しさでもありますね。
ボリューミーな咲き加減ですね。6輪ついているとゴージャス感があります。開き初めの横からのスタイルも綺麗ですね。
三分咲きの四番花です。左は5番花の蕾がグリーンからクリーム色へと色づき始めたようすイエロー系のオリエンタルユリ独特の楽しみでもありましょう。
エルドレットEldoret15日目の花束
エルドレット15日目6番花が色づき開き始めてきています。最初に咲いた一番花もとても綺麗に咲いてます。反りかえりの巻きが強くでてきました。10輪咲きのようすです。
15日目になると色あいも濃くでてきました。アプリコットイエローと葉のグリーンのコントラストが綺麗ですね。
今回のエルドレットには葉の黄化現象もみられません。最後まで葉も綺麗なままです。
みなさんなかなかユリの花を下からみる機会はないのではないでしょうか。この角度からの美しさも絶妙なエルドレットのユリの花です。
このころ15日目になると香りもピークを迎えます。
エルドレット花束アレンジ
エルドレットの花束をアレンジしていきます。こちらのオリエンタルユリ【Eldoret】は花首が長いので丸花瓶へのアレンジにも適しています。
花首が長いオリエンタルユリは花瓶に生ける際もバランスが取りにくいことがありますね。
アレンジや切り戻しも三日に一度は茎を切りバランスを整えたいものです。
エルドレットも後半になってきました。切り戻して生けかえてあります。画像右は全輪開花後に花首から切り戻し丸花瓶へアレンジした状態です。
大輪のオリエンタルユリなので花首が長いと丸花瓶へのアレンジはしやすくなります。まとめ方は輪ゴム1本を用意しスパイラル状に組んでいきましょう。
エルドレット手入れまとめ
今回のオリエンタルユリ エルドレットはOT品種にありがちな水さがりや退色が少ないユリの花でした。
花もちもオリエンタルトランペット品種のわりには長持ちしています。ユリの育成や生産者さんによってユリの造りは違ってきますがとても良いユリにあたりました。
花の色を発色豊かにしたい場合には延命剤もキープフラワーが宜しいでしょう。
キープフラワー効果や使い方「水換えどれくらい」販売店どこで売ってる?
葉の黄化予防にはクリザールLilium&Alstroemeriaが葉や花もちにも適しています。
クリザールの使い方-水換えと切り花用-粉末フラワーフードの成分Lilium&Alstroemeria比較
エルドレットの水かえ頻度
*延命剤を使用の場合は減った分だけつぎ足しましょう。
*水のみ場合には夏は毎日変え、冬は3日に一度か水が汚れる前に変えましょう。
茎の切り戻し
3日に一度のメンテナンスをしましょう(切り戻しは最低約3cm)
切り花の乾燥には注意
冷暖房の乾燥には注意しましょう。風の当たらない場所がおすすめです。
エルドレットの花粉
エルドレットは葯から花粉が吹くのが早めでした。取るタイミングは蕾が開き初めてからピンセットで摘まんであげてください。花弁(花びら)を傷つけないように注意します。
エルドレットの葉ッパの処理
OT品種は特に下葉を落としてあげた方がユリの花が長持ちしてくれます。しかし、私みたいな葉っぱマニアは葉を鑑賞したいのである程度のこしてます。茎の切り戻しやメンテナンスの際に徐々に下葉を少なくしています。
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本記事はエルドレットEldoret香るオリエンタルユリ黄色2022-2023についてまとめた記事です。