センピオーネSempioneは白いオリエンタルユリです。ぷっくりと膨らんだ蕾はもうすぐ開くことでしょう。咲き方や開き方からみて鉄砲百合系統のハイブリッドリリーと想われる。
センピオーネ | 英名:Sempione |
品種 | オリエンタルユリ |
色 | クリームから白 |
形 | やや丸みを帯びた中輪サイズ ウェーブあり、シンプル |
香り | 甘くしつこくないフラワー系の香り |
センピオーネ_オリエンタルユリ
ゆりセンピオーネを水あげ直後の画像です。つぼみが6輪で均整のとれたバランスをしています。
茎は柔らかいですが、6輪の蕾が大きく成長しています。葉っぱも色濃く良い状態ですね。
「センピオーネ」オリエンタルユリ6輪
センピオーネの蕾1輪アップ画像
センピオーネの蕾のツヤ感が素晴らしい。光の加減もありますが光沢のある蕾をしています。
今回の切り花延命剤はクリザールを使っています。まだまだ残暑がつづいています。
切り花延命剤フラワーフードは必須ですね。
関連記事:クリザールの使い方-口コミと粉末フラワーフードの成分Lilium&Alstroemeria比較
センピオーネ_つぼみ
センピオーネのつぼみは6輪で均整のとれたTOPのつぼみまで成長している「当たり」の百合です。
スーパーで購入したきっかけが品質が良さそうなつぼみの大きさです。
蕾は艶があり、グリーンからクリーム色へ咲くまで真っ白に変化します。
つぼみの形はやや丸さを帯びたひし形で優しく開いていきますよ。
センピオーネの花
ほんわか優しく開くセンピオーネの花
オリエンタルユリの咲き方も多種多様で咲き初めもそれぞれ個性があります。
センピオーネ百合は「ほんわか」「フワッ」と優しく咲くイメージです。
センピオーネ花の正面
優しくふんわり咲くセンピオーネの花
センピオーネは葯から花粉になるまでそんな早くないので手で摘まんで取れます。
百合の品種によっては咲きはじめから直ぐに花粉がつくものありますよ。
白いオリエンタルユリは花粉がついていた方がコントラストがいいように感じます。
しかし、花粉の粉で汚れるのが難点ですね。撮影後は花粉を取り除いてあります。
センピオーネ百合の香り
甘すぎなフローラル系
センピオーネ百合の香りは甘すぎないフローラル系の香りです。
他のオリエンタルユリと一緒で強く香るのは夜に強く薫りますね。
百合の香り関連記事
センピオーネの手入れ
センピオーネの手入れは他のオリエンタルユリの切り花と変わりません。購入したら深い容器で水切り、水あげをします。水あげは約1時間くらいがベストです。
- 枝下の葉を落とす
- 花瓶に合わせ茎を切る
- 水の中で切り空気を抜きます
- 水上げの目安は約1時間~2時間
水あげは涼しい場所で日陰が適しています。夏でも元気になりますよ。
センピオーネは比較的、夏に強い品種の要です。
他のオリエンタルユリと一緒で冷たい水が好きですね。
フラワーフードを使わない場合は毎日の水かえが必要です。
関連記事:オリエンタルユリ切り花の手入れや扱い方
まとめ
オリエンタルユリ「センピオーネ」についてまとめます。センピオーネゆりは比較的、夏に強い品種のようです。
また、全6輪が同時に綺麗な状態で残っている事は切り花では珍しく、品質の良い百合だったようですね。
オリエンタルユリのセンピオーネ6輪が全開花の画像
オリエンタルユリ「センピオーネ」6輪の花
- 開きすぎないテッポウユリの系統と想われる
- 香りもフローラル系の甘すぎない香りが魅力
関連記事
オリエンタルユリの切り花を長持ちさせたい方は下記の記事を参考にしてください。
百合のおしべやめしべ、葉についての解説記事です。
関連記事:ユリ切り花おしべや花粉めしべ 葉はどうなっているの?
フラワーフードもたくさんありますが、キープフラワーってご存じですか? キープフラワーについての解説記事です。
関連記事:キープフラワー 延命剤-どこで売ってる販売店「水換えどれくらい?」
この記事はセンピオーネSempioneについてレビューしてきました。リンクをクリックすると記事Topへ戻ります。
本記事はセンピオーネSempioneゆりレビュー の記事です。
コメント