青葉蘭と旭葉蘭で11枚を生けました。タメ方(曲げ)や剣山への止め位置など慣れてきました。葉蘭の自然なたわみや茎の細さなどで剣山に止める位置も工夫が必要ですね。
ハランの自然な形に逆らわないでなじませないと葉のカットやタメも限界があります。葉っぱ選びが大切なんですね。
先日、生けた7枚生けから11枚にアレンジしてあります。葉蘭の葉先の表情つけ(タメや曲げ)も変えてみました。天地人(真留体)三才型を意識して互いに地から天を人から天、地と人を向き合う葉先の表情をつけてあります。
11枚生け使用花材
・青葉蘭二枚で変わらず・旭葉蘭九枚、要所で七枚生けから配置変更しました。
逆勝手とは
本勝手が軸となる【真】が向かって左前を向くのに対して逆勝手(左勝手)は軸となる真が向かって右前方を向く生け方です。
従って葉蘭の場合は本勝手とは逆の右葉が主体となり多く必要となります。詳しくは下のイラスト画像を参照してください。
葉蘭11枚生け方
青葉蘭と旭葉蘭の三才型11枚アレンジ生花
青葉蘭と旭葉蘭の三才型アレンジ七枚から十一枚に増やした生花
葉蘭十一枚生け逆勝手(左勝手ともいわれる)七枚生けからのアレンジを図解で説明します。下左の図解は七枚生けに四枚プラスして配列変更した図解です。カラー文字が数を増やし生け直し調整した箇所です。
画像右が剣山への止め位置です。生花なので格調を重んじ花材の足元を極力締めています。ややエキセントリック生け方かもしれません。
前回の七枚生け逆勝手の生花を配置変更して改に・真の後添え・留前添え・体の添えなどを四枚加え、葉蘭の茎の太さに合わせ配列を変更し、葉っぱの広さをカットし調整してあります。
葉先の方向性を陰陽、天地人を意識して調整しました。仕上がり画像は明日アップします。
葉蘭十一枚生け左サイドと右サイドの画像
だんだん葉蘭の生花生けのコツがつかめてきました。上記の図解化することで配列とバランスが整ってきます。後は葉の選び方が大切ですが葉蘭の茎や葉の状態を微調整していきます。左は右葉が整わない時にはどちらかの葉を葉脈に沿ってカットしてあげると簡単につくれます。
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