黄色い花ミモザを生けてみました。生花として一種で生けています。アンティークの銅器に生けてあります。ミモザはなかなか裏表の解らない花材ですがよーく見ると花が開いて日の当たる方向に花芽や茎が伸びています。
フラワーアレンジメントの花束と違い生け花として剣山や花留(かいはり)で生ける場合にはちょっとしたコツがあります。茎が柔らかくしなやかではありますが頭が重くなり想ったところで止まらない事があります。
この度は一種で生けてみましょう。花束も素敵ですが生け花として活けるのも魅力のひとつ。
三月八日はミモザの日でもありましたね。身近な女性に感謝の気持ちをこめてミモザを贈るのはイタリアでは定番です。
ミモザは国や地域によっても花言葉がことなりますが、女性への感謝の気持ちや愛情表現が含まれることが少なくありません。
・感謝・友情・密かな愛・思いやり、と素敵な花言葉が多いのも黄色い可愛らしい花ミモザの特徴かも知れませんね。その他にも「感受性」や「優雅」といった花言葉があります。
ミモザが贈られるイタリアでは女性にとって特別な日が3月8日「ミモザの日」です。そんなミモザの日にご縁を頂いた証としてミモザを生けました。すべての女性に感謝を込めて!
ミモザの花 木 生け方 | 桔梗口の花入に生花の本勝手生け
ミモザの生花本手生けの使用花材
花材 | ミモザの花木五枝+1:銀葉アカシア |
ミモザの種類:アカシア属 ミモザは別名アカシアとも呼ばれます。 | ミモザの種類は世界で1,000種類ある。しかし日本国内では数種類といわれています。 |
仕入先 | 近所のお花屋さん |
花器 | 桔梗口(ききょうぐち) |
アンティーク | ヤフオクで落札 |
本勝手で生けたミモザの配置と図解イラスト
ミモザの軸に【真】の後ろに【真添え】、真と向い合せ45度に【体】、真の右45度に【留】、一番手前に【前添え】、【受】は真のななめ後ろに花付きを考慮し添えました。五本プラス一本としています。
本来であえば立花や一輪挿しで生けて使うのが桔梗口の使い方かも知れません。ミモザはご覧のように枝先にいくほど花付きが良いので頭が重くなります。
枝の太さや花付きで本来の五本から受として一本プラスし枝が遊ばないように挿しました。
関連記事
関連記事:芍薬の花-生け方シャクヤク
関連記事:檜扇の花-生ける一夜花の役枝や葉組み
関連記事:アルストロメリアの生け方一種生け
関連記事:百合の花-生け花で投入れや八重一種
本記事はミモザの花や枝を飾ろう桔梗口で本勝手生けについての記事です。
コメント