生け花の世界では「葉蘭で始まり葉蘭で終わる」といわれています。日本古流から参照しました。二本で陰陽を表現するものから三本で天地人を表現する三才型、五本で・木・火・土・金・水の五行の循環する「気」を表現する五行型などが古くからあります。
お生花や格花ともいわれ植物の自然さを如何に表現するかが問われるようですね。そんな生け花の基本が【葉蘭】を生けることから始まります。葉っぱ好きのmerryPoPoには最適に感じ葉蘭の魅力もご紹介していきましょう。
葉蘭の花言葉
ハランの花言葉はちょっと堅いイメージですが・強い心・強い意志・健康や平癒など神や仏に祈願も含まれる花言葉になっていますね。献花としても王朝時代からのなごりがあるようですね。古くから献花として生けられいたのでしょう。
葉蘭(ハラン)は別名:馬蘭(バラン)ともいわれ葉蘭の根には利尿や強壮の薬効があり葉には殺菌作用があるのでお寿司や仕出しに飾り葉としても使われていますね。
葉蘭の格花は基本の向きがある陰と陽の生け方
本勝手
逆勝手
葉蘭の格花や生け方には基本の向きがあり陰陽それぞれで本勝手と逆勝手(左勝手ともいわれる)があり生け方や葉の向きも逆になります。日の射す方を陽とし影になる方を陰とする天地自然の二面性を表現されます。
・陽は日の当たる方向に伸び葉蘭の場合は陽の方向に広い葉がきて伸びます。花ものや枝ものにも日が射す方向に向かい伸びたり向いたりしますからね。三才で例えると華道では天(真)と人(体)は向かい合わせになります。
天と人を支えるようにして地(留)を添えるイメージです。
枝ものに比べ葉蘭の葉っぱは裏表がハッキリしていますから表が陽、裏が陰ともいわれます。右が広い右葉と左が広い左葉があります。
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